農産 agricultural products

米 JAからつは山海に恵まれた風光明媚なところです。中腹から山間部では棚田が形成され清流を利用した美味しいコシヒカリが生産されています。平坦部では『夢しずく』を中心として減農薬・減化学肥料の特別栽培米を生産しています。
消費者のみなさま方へ安心・安全の『からつ米』を提供しています。
日本穀物検定協会が2020年2月末に発表した、2019年度産米の食味ランキングで、佐賀県の独自品種「さがびより」が10年連続、「夢しずく」が3年連続で最高評価の特Aを獲得し、ダブル受賞となりました。
 

収穫量

主な品種 コシヒカリ 夢しずく さがびより ヒノヒカリ ヒヨクモチ
栽培面積 1,300ha 700ha 200ha 50ha 20ha
(2018年3月末実績)

米の生産への取り組み

浜野浦の棚田のある玄海町の取り組み
山間部特有の昼夜の気温差を活かし、豊富なミネラルを含む粘土質の田んぼに早期田植えを行います。近年は特に、地域の自然を守る会を作り、減農薬低化学肥料による食味数値の高い良質米生産を目指し地域一丸となり頑張っています。
今年も、棚田の自然と長年の栽培経験を活かし美味しいお米が出来ました。美味しい新米はお近くのお米屋さんで「JAからつ 上場産・新米こしひかり」とご指名ください。
 
町切水車(ちょうぎりすいしゃ)のある相知町の取り組み
相知町町切地区では、田植えのシーズンになると、松浦川水系厳木川の町切堰から取水した用水路に、 農業用水を確保するための水車が取り付けられます。この町切水車は江戸時代初期からの歴史があり、唐津藩の記録にはすでに8基の水車が稼動していた、とあります。高度成長期にはポンプの普及などで2基にまで減ってしまいましたが、10年前より住民が中心になって復元。現在、5基の水車が取り付けられていま す。16~18枚の羽子板の横にひしゃくが取り付けられ、用水路から、2m以上高い場所にある水田まで稲をはぐくむ「命の水」として、田んぼを潤します。
町切水車は田植えの準備が始まる6月初めから水をくみ上げ始め、刈り入れ前の9月中ごろまで回り続けます。伝統の農法を受け継いでいるほか、水車のたたずまいが地区の名物にもなっています。
小・中学校の環境学習にも活用されている所が評価され、18年度農水省が主催した「美の里作りコンクール」で審査会特別賞、19年度さがテレビ主催の環境大賞優秀賞を受賞しています。
このようなことから、水資源の有効活用と水辺の環境保全のために活動しています。
 

JAからつ管内は佐賀県有数の“お茶処”です。
県内では嬉野に次いで第2位の生産地で北波多・唐川・七山地区で生産・加工された原料は県内外へ出荷されています。
北波多地区には生産・加工・販売を一元化した日本有数の処理能力を誇る大型製茶工場があります。
唐川・七山地区では「玉緑茶」の製造・販売を行っています。
茶
 

JAからつ北波多製茶工場

お茶は様々な工程を経て皆さまのもとへ届きます。
製法によってお茶の種類が異なりますが、JAからつでは、一つ一つの工程を丁寧に行っています。
 

からつ茶

玉緑茶(たまりょくちゃ) 渋みが少なく、まろやかな味わいが特徴です。
主に九州北部から中部でつくられています。
煎茶(せんちゃ) 渋み、旨みなどバランスのとれた味わいが特徴です。
国内でも、代表的な茶葉になります。
白折茶(しらおれちゃ) 茎茶(くきちゃ)とも呼ばれています。
独特のさわやかな香りと甘みが特徴です。
玄米茶(げんまいちゃ) 炊り米の香ばしさと、さっぱりとした茶葉の味わいが特徴です。
茶
からつ茶の受賞歴
 

七山茶

自然豊かな七山の標高300m~500mの高冷地で栽培された味良く、香り高いお茶です。
玉緑茶(たまりょくちゃ) 渋みが少なく、まろやかな味わいが特徴です。
国内でも代表的な茶葉になります。
白折茶(しらおれちゃ) 茎茶(くきちゃ)とも呼ばれています。
独特のさわやかな香りと甘みが特徴です。
茶
 
七山茶の受賞歴

お茶に関するお問い合わせ

栽培に関する事(北波多製茶工場)
TEL 0955-64-2165
FAX 0955-64-3921
 
「からつ茶」商品に関する事(北波多再製茶工場)
TEL 0955-51-2030
FAX 0955-51-2031
 
「七山茶」商品に関する事(唐津東部営農センター)
TEL 0955-56-8111
FAX 0955-56-7260